ウエディングコラム「日々入魂」

知ってましたか?こんなカラクリ!知らなきゃ損損!

2012/05/17 < 契約までに知らないとヤバイ結婚式のお金の話

知ってましたか?こんなカラクリ!知らなきゃ損損!


▼見積もりのホントとウソ?!

結婚式場にいって、結婚式披露宴の出席人数や料理の種類などについて少し打合せをすると出てくるのが「見積もり」です。
結婚式の打合せをなさっている方なら、「ああ、あれね。」とうなずかれるはず。
打合せやプランニングを円滑に進めていくのに欠かせないものがこれなんです。

でもこの「見積もり」で安心したり、困ったり、ハラハラドキドキということもあるんですよね。

結婚情報誌も地域によっていろいろ出版されてますよね。

あなたも一冊や二冊はご購入になったり、立ち読みなさったりされてますよね。
ここの結婚式場のページにも「ウェディングデータ」や「見積例」というのが必ず出ています。

あなたはステキな会場がいくらでできるのか知りたいですものね。
そんなわけで情報誌の「見積例」なども参考になさって皆さんは式場を決定されるのです。

でも私たちが、かつてドレスショップ 兼 式場紹介ショップだった時に
ドレスやペイパーアイテムなどの単品のお世話させていただいたお客様にお伺いすると

必ず出てくるのが「当初の見積と最終段階の見積のギャップ」だったんです。

当初の見積の二倍は当たり前で、時には最終見積が当初の三倍ということもありました。
(実はそういったことが縁で10年前ウェディングプランナーになったんです。)
(ポイント→→→わたしはこれで仕事を変えました。)

『えっ。そんなのあり?』ですよね。

もちろん車を購入する時にも当初の見積と違うことはありますよね。
エアコンの種類を変えたり、オーディオを追加したりとか。
でも、200万の車は400万にはなりませんよね。

でも

この業界では200万円の見積は平気で400万円から600万円になったりするんです。

 ホントです。

そこの所を結婚情報誌各誌に押さえていただきたいものです。
現時点では各誌ともスポンサーの集客のための情報誌になっているのでしょうがないのかもしれませんが。
でも各誌とも各会場の平均ご出席人数と平均費用を比較して整理して提示はできると思いますけど。

 

さらに話を進めていきます。

 

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ここでは、この見積について中味を分解する必要がありますよね。
では見積についての分解の手順と最終的な見積の出し方を説明します。
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まずはじめに

1.見積に含まれるものをチェックして下さい。
 挙式料・お料理・お飲物・会場費・控室料・サービス料・
 装花・音響費・照明代・演出料・招待状・席札・席次表・芳名帳
 衣装代・美容代・写真代・司会代・ウェディングケーキ・介添え
 ※上記はほとんどの披露宴で必要なものです。すべて含まれていますか。

つぎに

2.上記の一つ一つの中味が
 あなたの希望のアイテム・ランクのものに該当していますか。
(実はこれが結構難しい)
以上をきっちりしていただくと最終的に確実な見積が出ます。

でもそれを一つ一つやっていくのは、素人さんでは短期間に出すのはちょっと無理。
もちろん時間をかければできますが。

そこで、直接会場さんにたずねるか、私たちのようなプランナーやプロデュースオフィスにたずねてみて。
きっと丁寧にに教えてくれます。
ちなみにわたしどもでもこれはサービスの基本なのでご来店のお客様にはきっちりレクチャーしています。
もちろん無料です。あなたもぜひ一度たずねてみて下さい。

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それでは見積に関連してくるので
衣裳・美容・装花・引出物等の
各項目の検討方法についてお話します。
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これらをひとつひとつバラバラに決めてしまうとトータルのコーディネートがしにくい場合もあります。
かといって、会場さんにおまかせでは、会場のテナントさんに決定ということになるので、コスト高であったりワンパターンになりがちです。
では、全て会場まかせとそうでない場合のコストの差はどの程度かというとざっと100万円というのが実感です。

「めんどくさいから、100万円余分に出してもいいや」という人なら
すべて会場さんにおまかせしては?

でも「費用の面もあるけど、ドレスやへアメイクにもこだわりたい」という方は
もうちょっといろいろ研究してみましょう。

この業界も良心的な店も数多くありますが、運悪くそういう店に出会えなかったら悲惨な結果もあり得るんです。
もちろん脅しではありません(笑)。
いままで数多くのそんな例を見てきたのであなたには「納得できるいい結婚式」を挙げていただきたいのです。

『まずはあなたに満足いただく。』
それがこの業界を本来のあるべき姿にすることにつながると確信しています。


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